データからわかる健康年齢

実年齢より健康年齢を若く保つことは、健康寿命の延伸につながります。みなさんが、どの程度若さを保てているのか、健康寿命が長い可能性が高い人は現時点でどの程度存在しているのか、ビッグデータを解析してみました。

男女共に20代は実年齢と健康年齢が同程度の人が大半を占めています。とはいえ、若いうちからかなり高い健康年齢の方も散見されます。若いからといって気を抜いてはいけません。

男性の場合、実年齢と健康年齢の差がどんどん大きくなっていきます。つまり、健康な方と不健康な方の差が歳を重ねることに大きくなっているということです。女性の場合、30代、40代は実年齢と健康年齢の差が広がりますが、50代以降はまた実年齢と同程度に収束していきます。

しかし、年代、性別にかかわらず、実年齢より10歳近く若い方は一定数存在しています。健康寿命が長い可能性がある方はデータからある程度確認できている、ということです。

性年代別の実年齢と健康年齢の関係性

※2017年医療データセンター調べ